さらにmina perhonen。あとは佐藤さん。
またmina perhonen (ミナペルホネン)の話になってしまうけど、
展示を拝見していて、僕たちが暮らしている時にふっと湧いてくる感情を、
服という形にできてしまうことに驚いてしまいました。
夏が終わった時に吹く風を肌に感じる時。
雨が降り続ける日に、窓からぼんやり外を眺める時。
朝のまどろみの時間に、次から次と展開される脳内劇場。
そういったものが服や布という形として
現わされている気がしてすごいなぁと感じました。
fishmansの佐藤さんが、インタビューで、たしか
「煙草の煙が漂っている」って歌うんじゃなくて
歌うことで「煙草の煙が漂っている感じを醸し出したい」という
ようなことを言っていて、とてもいい言葉だなと思ったことがあります。
そういうことを感じました。
そして、mina perhonen がそういうことを
とくに自然と僕たちの暮らしの接点にわきあがる感情を
特に大切にしているように思えて、そこが僕は好きなんだと思いました。
生活の中でいろいろな感情がわきあがると思うけれど、
とくに自然との間に生まれるものが一番根源的で強い気がします。
おおげさじゃなくて、「あ、風がふいた」とかそういう自然というものでもね。
なんか、いい展示だったなぁ。
あと、上野の子ども図書館でやっている絵本の黄金時代の原画展も楽しかったです。
デザイン的にも色的にも本当にかわいい。
おもわずひさしぶりにこのタッチの絵を描いてしまいました。
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