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2013年5月29日 (水)

5月15日『音×色』(ネイロ)の感想

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5月15日からあっというまに半月も経ってしまった。
この日はアイゴンさん&カッキー、そして坂田学さんを招いての
僕の企画『音×色』(ネイロ)が渋谷7thfloorであった。

これは、その日のとても長い感想文。

僕はこの日はとても楽しみだったし、緊張もしていた。

それはアイゴンさんも、坂田さんも大好きな音楽家だからなのもあるけれど、
なによりも、本番までふたりがどんな音を鳴らすのか、
そして自分がどんな反応ができるのかわからなかったからだ。

どんな景色が現れるのか、自分でもわからなかったからだ。

ライブペインティングは、基本的に練習というのはできないし、
本番までなにがおこるかわからない。

なんとなく予習めいたことをしようと思うこともあるのだけど、
かえってそれがライブペインティングの楽しさを消してしまうこともある。

そもそも、坂田さんに対しては予習なんてことはできない、と
前回のライブペインティングでご一緒した時にわかった。
坂田さんは、本当にその一瞬で「ライブ」で音を鳴らし、
世界をつくるからだ。

アイゴンさんもFOEは聴いているけれど、ひとりで
そしてカッキーと一緒にどんな音の景色を作ってくるのか予想がつかない。

だから、大好きなふたりと一緒にライブをするのだけど、
基本的にぜんぶ本番におこることに任せることしかできない、
というワクワクと緊張感をもって本番を迎えた。

15日はよく晴れていた。僕は「よかった」と思った。
知っている人は知っているのだけど、僕がイベントをする日は
天気が悪くなっちゃうことが多い。
大雪や大雨がふる。最近ではもはや小雨でラッキーだなぁなんて
思うこともある。

それが、本当に気持ちよく晴れていた。
5月の真ん中ごろの快晴ほど気持ちいいものはない。

僕はいい気分で画材を買い足ししたりしてから、
16時にセブンスフロアに着いた。

そうしたら坂田さんはもう着いていた。
僕は坂田さんともういちどライブができるうれしさと
やはり緊張で、ちょっと半笑いみたいな挨拶をしてしまった。。

そして、そんな緊張感とは裏腹に、頭のすみっこのほうで
(坂田さんはフレッドペリーのポロシャツが似合うなぁ)
なんてことも思っていた。

そして、会場にはいった。

7thfloorは僕はキャンバスを張る木枠を置きっぱなしにしてもらっている。
だから準備が楽だ。

楽しいのは演奏者の位置を決めることだ。
「音×色」(ネイロ)はなるべく演奏とライブペインティングが
同等に楽しめるように、またリンクしていることが伝わるようなことを
気をつけて演奏者と僕の位置を決めている。

そのことも坂田さんはわかってくれていて、
それで自分の位置を決めてくれた。

そして、音のチェックがはじまったのだけど、
その音を聴いているだけで、僕はうれしくて、にやにや
笑ってしまった。

本当に不思議。
なんで、坂田さんがリズムを刻むだけで、
僕は踊りたくなるのだろう。
そして、音がつくる大きな世界を感じてしまうのだろう。。

坂田さんはしばらく音をチェックしてから、最後に
「あっちとこっちにもスピーカーを置くと、音が会場を
ぐるぐるまわっておもしろいんだけどね~」と提案してくれた。

僕は聴いた瞬間に「やってください!」と頼んだ。
セブンスフロアの風間さんも、いつものようににこにこと
「じゃあ、やりましょうか」と言ってくれた。

スピーカーが設置されて、セブンスフロアの真ん中にたつと
音がぐるぐると僕のまわりを回っていた。

次に、アイゴンさんの音のチェックがはじまった。
僕は不思議な気持ちになった。
(今日、これからアイゴンさんの音で絵を描くんだな)と思うと
不思議な気持ちになった。

ずっと前に、FOEのライブをみて、「かっこいいなぁ」と
思っていたときは、僕はライブペインティングをはじめていなかった。

そして、それから何年か経って、僕はライブペインティングをして、
そしてアイゴンさんとライブペインティングをしようとしている。
ほんと、人生はなにが起きていくのかわからない。
ご縁というのはつくづくありがたいものだと思った。

アイゴンさんは、にこやかに、やわらかく、ちょっとときどき
照れたよう雰囲気で音のチェックをしていた。
それは気持ちよくて、優しい気持ちになるものだった。
でも、ときどきドキッとするような、瞬間的には
暴力的にすら、かっこいいフレーズを弾き、空気をつくった。
ひきずりこまれるようなかっこうよさだった。

そのバランスがたまらなく魅力的だった。

そしてカッキーとふたりで作る音がとても気持ち良かった。

アイゴンさんのチェックが終わったら、
最後に3人でのセッションのチェックがはじまった。

これがとてもかっこうよかった。
セブンスの赤木さんが「やべぇ」といったので、
僕も「やばいなぁ」と言った。
あとは「すげえ」とか「かっこいいなぁ」とか言った。
嬉しさが、体に満ちて、僕は奇声を発しそうなぐらいだった。

DJ荒川とVJ土井昌徳とフード飲&YO!が準備を
すすめていった。

僕は心を鎮めるためにベランダにいったら高千穂さんとトリちゃんが
赤ワインをすでに飲んでいた。そして僕にも飲ませてくれた。
こういう二人をみると、いつも「音×色」(ネイロ)にふたりが
参加してくれてよかったなぁと思う。

19時に会場。

「音×色」(ネイロ)は平日のイベントだから
いつもお客さんが来てくれるのか心配になってしまうのだけど、
たくさん来てくれた。

それが嬉しかった。

19時30分に開演予定だったけれど少し遅れて
アイゴンさんの時間がスタート。

アイゴンさんは椅子に座っていたのだけど
そのときDJ荒川がかけていた曲にあわせてギターを弾いていた。
そして「この曲、好きなんだ。いい曲ですよね」と
曲の説明を軽くしてくれた。

なんで荒川さんはこういうときにこういう曲を
かけることができるんだろう。すごいな。

アイゴンさんとの時間がはじまった。
正直、あまりなにが起きたのかは覚えていない。
夢中だった。
アイゴンさんとカッキーの音、そして土井さんの映像。
そこに潜っていった。
ラブストーリーに近い世界を描いたのだと思う。

いろいろと形や姿を変えながら二人は旅をした。
そんな世界だったような気がする。

すこし時間を置いてから坂田学さんとの時間がはじまった。

このライブは静かな音からはじまった。
それは遠くの星が瞬いているような音だった。
僕は小さな星を描いた。

そのリズムを聴いていると
なんか、絵を描く気持ちが純粋になっていった。

太古の人は、なにを聴き、なにを見て、絵を描こうとつきうごされたのかと
思った。夜空のことを思った。
星と星を繋げていった。

だんだんと坂田さんの音が強くなっていった。

僕は本当にあまりこの先のことは覚えていない。
山々や、地球や、宇宙を描いた。
そうだ、滝も描いた。
激しさと静けさも描いた。

坂田さんとVJ土井は、それに寄りそったり
つきはなしたりしてきた。
その距離が心地よかった。

音と色のセッションってなんだろう?ってときどき考える。

即興であわせること。

合わせることだけを考えていてもうまくいかない。
それぞれのことだけを考えてもうまくいかない。

鳴っている音と、生まれる色を信じて、
そして観ている人の想像力を信じて、
遊ぶこと。

それができたと思った時間だった。

そんな坂田さんとの時間が終わった。

そして、最後にみんなでのセッション。
リハーサルの時にあまりのかっこうよさにびびったみんなでのセッション。

アイゴンさんのリフがかっこいい!!

でも、なんだか僕は終始優しい気持ちで絵を描いた。
羽根が生えた天使の女の子を描いた。
そしてそれによりそう大きな動物を描いた。

こうして5月15日の8回目の「音×色」(ネイロ)が終わりました。

アイゴンさん、カッキーさん、坂田学さん。
DJ荒川、VJ土井昌徳、フード飲&YO!。
セブンスフロア、ありがとうございました!!

なによりも来てくれたみなさんに感謝します。
本当にありがとうございました!!

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