走る
学生のころはサッカーもしていたし、
純粋に走るのが好きだったからよく走っていた。
海がそばだったから海までよく走った。
海がそばだったから海までよく走った。
海は日本海で、人が少ない街だったから、
海水はとてもきれいだった。
関東のあまりきれいでない海しか知らなかった
関東のあまりきれいでない海しか知らなかった
僕にはそれがとても新鮮だったし、嬉しかった。
夏などは海まで走って、そしてそのまま海で泳いだ。
少し沖まででて、仰向けになって、浮かぶと、
夏などは海まで走って、そしてそのまま海で泳いだ。
少し沖まででて、仰向けになって、浮かぶと、
空しかなかった。
そして、波の音と、自分の呼吸の音だけだった。
そして自分が消えていく感覚になっていった。
それがとても気持ち良かった。
最近はあまり走らなくなっていた。
最近はあまり走らなくなっていた。
だけど、また少し走りはじめた。
いまは海には行けないけれど、
いまは海には行けないけれど、
夜空を眺めながら走っていると、とても気持ちよくて、
すこしだけ、自分が消えていく感覚になる。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント