伊勢丹新宿店、個展がはじりました。
昨日の2月18日から伊勢丹新宿店本館4階=ウエストパークにて
個展がはじまりました。
初日の昨日は天気が悪い中、たくさんのお客様に来ていただき
とても嬉しかったです。
本当にありがとうございました。
昨日は14時ごろから閉店までずっとお店にいたのですが、
楽しい時間でした。
いろいろな人が足をとめて絵をみてくださいます。
僕の絵は「見立て」と「物語」が大きな要素になっていると思います。
絵の具がキャンバスの上に見せてくれる世界・・・とても綺麗だなと思います。
絵の具が、僕の手を離れて、自然と出来上がる模様を、
僕はひとつの世界に見立てて、物語の要素を足していきます
でも、それは余白の大きい、物語です。
だから、見てくださるお客様が、自分のいままでの人生や、経験や
想像力や、その日の体調や、その日の天候など、さまざまな
要素を付け加えて、さらに新しい物語に仕立ててくれます。
僕はそんなお客さんの感想を聞くのがとても好きです。
会期は3月3日まで。(2月24日はお休みです)
どうぞよろしくお願いいたします。
下は今回の展示のステイトメントです。
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森や草原の中に身を置いたとき、
言葉で説明することができない心地の良さを体に感じる。
空気が、音が、香りが、そして色が…体を包む。
とくに冬から春に季節が移るときのそれは柔らかくて美しい。
柔らかく穏やかに輝いている。
白、青、緑、黄…すべての色は、役割があるのかもしれない。
それぞれは、それぞれの波長で、
優しさをもたらしたり、勇気を与えたり、魂に呼びかけをしたりする。
自然とはそれらの色がそれぞれの役割を存分にはたしていて、
ひとつの音楽を奏でているような状況なのだろう。
そして、絵描きは絵にもそんな自然のような力が宿ることに憧れる。
色と形の組み合わせが、言葉をこえて、身体や魂に届いていくことを。
そんな気持ちを込めて描いた作品たちは、服や映像作品にもなりました。
お気に入りの色が見つかったら、それを生活の中で部屋に置いたり、
身に着けつける・・・そんな色の楽しみをたっぷりと感じられる展示を
めざしました。
近藤康平
展示協力:高木啓至
映像制作:SUPEREYE
映像楽曲提供:Schroeder-Headz
ファッションコラボ:ACID GALLERY
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