設営
10月28日(水)からはじまったCHUBBYでの個展「flowing」。
今日は3日目。僕は不在ですがお店は12時から26時までやっています。
半年ぐらい続いた個展の準備と設営。
そうしてはじまった初日・2日目。
ずっとバタバタしていたけれど、
今日は久しぶりの休日。
歯医者に行ったり部屋を片付けたりします。
そして、設営の日をふりかえったりしています。
それにしても個展の設営というのはとてもドキドキする。
CHUBBYは火曜日が定休日だから今回は10月27日(火)が
設営日でした。
CHUBBYの設営は基本的にオーナーの高木さんと僕のふたりきりでやります。
この7年間ずっとそうだった。
そして、この数年は僕は設営しにいくのだけど
基本的に高木さんひとりで配置をきめてそして設営してくれます。
それを眺めているというのが僕の役目。
僕はすべてを高木さんに任せてしまっているのです。
この高木さんの設営が実に見事。
「あぁ、キュレーターというのはこういう特殊な能力を
持つ人のことを言うのだなぁ」と感じてほれぼれとした気持ちになります。
僕は絵をいつも前日までには郵送で届けるようにしています。
高木さんは設営の前日の夜にそれを開封します。
そしてそれを1点1点眺めて、
僕が今回の個展にどのような気持ちで向き合っているのか・・・
どのような個展にしただっているのか・・・
どんな風景を作りたがっているのか・・・
という僕の気持ちを汲み取ってくれて作品を配置していきます。
いや、気持ちを汲み取ってという言葉では弱くて、
僕以上にそれを理解しているというか。。
そしてその絵をああでもない、こうでもないと
徹夜して配置してくれていて僕がお店に着くころには
ほぼすべての場所の見当がついている状態です。
僕は高木さんは本当に絵が好きなんだと思います。
CHUBBYの通常営業が終わるのは深夜2時。
それからたったひとりで徹夜で設営をしてくれる。
その情熱。
僕の1個1個の絵を用いて、店内全体で
大きな絵を描くように配置してくれます。
そう、高木さんはCHUBBYをキャンバスに
僕の作品を絵の具にまたひとつの作品を作っているんだと思います。
これもまたずっと僕の絵を見つ続けてきてくれた
高木さんだからこそできる技。
お店に来てくれる方には、1個1個の作品はもちろんなんですが、こんな全体の展示風景も楽しんでもらえたらと思います。
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