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2016年7月15日 (金)

雨や雲や風と絵

昨日は雨がよくふって風も強かった。
窓から見える木々はよく揺れていた。 

 

僕はつくづく雨や雲や風にゆれるものや、
波や流れる水や雪などを眺めるのが好きで、
ずっと眺めてしまう。 
 

 
動いていて流れるものは飽きることがない。 
 

 

そんな雲や波を眺めるときに感じる
なんとも心地のよい素晴らしい気持ちを
絵でもあらわすことができたらいいなぁとよく思う。 
 

 

なのに。
絵は止まっている。静止した世界だ。 
時間も止まっている。

 

だから僕はいちじき映像作品がうらやましいなぁと思っていた。 
映像はそんな動きや流れをとらえることができ、
また動きや流れとして人に見せることができる。 
 

 
でも最近は考えが変わってきた。

映像より絵のほうが流れや時間を表現をするのに
僕にとってはよく感じられるんだなぁと。 
 

 

不思議なことに1枚の静止した絵のなかに、
動きやはてしない時間を感じられることがある。 
色が動き、登場人物が動き、ずっと過去やはるか未来の
時間のことが感じられることがある。

 

また絵を作るという作業を考えても
僕はアナログの絵の制作をしていから、
絵の具をたらしたり、水をかけたりして、
絵が自由に流れ出すのを眺めたりして
作業そのものも絵は自然に近い感覚で作ることができる。

 

 

それを感じると、とてもドキドキする。 

 

静かに止まっている絵によって感じられるその感覚が好きだ。 
 
  

きっと僕の感性が古いのもあるのだろう。 

 

 

とても興味があるので映像作品を見るのだけど
映像作品はたとえば10分や30分や1時間などの作品の
前後の時間や、それを超えていく感覚を持つのがすこし難しい。 

ディスプレイを見つめ続けるということに疲れてしまうのもあるのかもしれない。 

 

 

きっと映像というのは強烈で、人に訴える力がつよくその分不自由な世界なのかもしれない。
 

 

 

でもそれは僕が見てきた映像作品がたまたまそうなだけかもしれないね。

 

もっといろんな作品を見てみたいな。

 

 

最近思うのは自然の動きをみて心地よく感じられるのは、自分が消えていくような一種の瞑想のような感覚で、絵はそのような状態に近いんじゃないかなぁということ。

 

 

物語と自然。
具体的なことと抽象的なこと。
止まることと動くこと。
身近なことと果てしないこと。

 

 

そんなことを考えて作品を作るのは楽しい。 

今年も11月から代田橋CHUBBYで個展がある。
 

今年最後の個展。
 

どんな展示になるかとても楽しみ。

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